あじさい

ある日、かくちゃんはお母さんに叱られて、悲しくてたまらなくなって、二階でひとり泣いていました。

かくちゃんがふと顔を上げると、お隣のアトリエの窓からメイリ先生が、心配そうにかくちゃんを見ていました。



1948年7月26日